絵画造形活動

　子どもの絵は、子どもの心を知り、
その発達段階を理解し、子どもたちと心を通じあえる教師の心と子どもの心とのふれあいの表現です。
　幼児が描こうとする気持ちをそのまま画用紙一杯に引き出すためには、子ども達の毎日の生活の中に感動がなくてはなりません。
子どもと日々接する中で、子どもの興味や関心を知り、生活の中で感動を呼び起こし、その中で美しさ・快さ・驚きや発見を十分に経験させることが大切です。
そして、子ども一人一人の心をゆさぶる教師の《導入》が大事となります。

　しかし、いくらよい導入をしても、放っておいていい絵が描けるはずはありません。
本園の子どもの絵画は、導入で揺さぶられた子どもの“心”がそれぞれじっくりと表現され、一人として同じ表現はありません。 本園の歴史と伝統が育んだ造形活動は、子どもの素晴らしい創造力と教師のたゆまぬ研究の上に花開いてきます。下記のように絵画展の団体賞受賞も数々です。

美術展団体賞受賞

[ 全大阪幼少年美術展 ]

平成11年　　　全大阪幼少年美術振興会理事長賞受賞
平成12年　　　全大阪幼少年美術振興会理事長賞受賞
平成13年　　　奨励賞受賞
平成14年　　　奨励賞受賞
平成15年　　　大阪児童美術研究会賞受賞　（第9位）
平成16年　　　奨励賞受賞　（第17位）
平成17年　　　奨励賞受賞　（第14位）
平成18年　　　奨励賞受賞　（第16位）
平成19年　　　大阪児童美術研究会賞受賞　（第11位）
平成20年　　　全大阪幼少年美術展大賞受賞　　（第1位）
平成21年　　　大阪府教育委員会賞　（第6位）
平成22年　　　奨励賞　（第16位）
平成23年　　　奨励賞　（第15位）
平成24年　　　大阪市長賞　（第4位）
平成25年　　　奨励賞　（第16位）
平成26年　　　全大阪幼少年美術振興会賞　（第2位）

[ 全国教育美術展 ]

平成20年　　　地区学校賞受賞　（大阪府下第1位）

子どもは発想の天才！！大人にとっては廃材でも子どもの好奇心にかかれば、達まち遊びに変える凄さがあります。
子ども達は幼稚園という集団生活の中で友達意識が芽生えるにつれ、共通のイメージやテーマで共同の表現活動に興味をもつようになります。
クラスの子ども達全員でつくる壁面合同製作は、子ども達の大切な宝物でありあそびと生活と秘密の場所でもあります。そこはドラえもんのポケットのように、子どもの夢と希望と豊かな発想を生み出す大切な場所です。このごっこあそびでことばや社会性、人間関係などが育ち、色彩感覚も育ちます。
他園にはないこのすばらしい環境も本園の特色ある活動の一つです。